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WebLogicからInterstageへの移行により、性能・運用トラブルを解消

株式会社アルゴ21様 導入事例


情報システムの世界におけるサービス提供は、今や24時間365日稼働が常識であり、そのために高性能かつ安定性の高いシステムが求められます。富士通のアプリケーションサーバ「Interstage Application Server」(以下Interstage)は、この高性能・高信頼性の要求を満たした上、大幅なコストダウンをも実現します。また、移植性の高さも大きな特長となっています。Interstageを導入された(株)アルゴ21様での移行の効果についてご紹介します。

[ 2005年2月掲載 ]


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Interstage導入以前に生じた数々の問題点

情報システムの構築、運用管理、保守等に関するあらゆるサービスを提供するトータルサービスインテグレーターの(株)アルゴ21様では、2002年6月にディサークル(株)様の企業ポータルパッケージ「POWER EGG」を導入されました。

「当社が『POWER EGG』を導入した背景には、2つの大きな戦略がありました。1つ目は、顧客情報や営業情報などを全社で共有することによる顧客サービスの向上や各組織間のシナジー効果の拡大、社内情報流通の一本化といった経営品質向上活動の推進を目的とするものです。もう1つは、ポータルソリューションとして『POWER EGG』を販売するという当社の事業戦略でした。当社でポータルソリューションを採用するのは『POWER EGG』が初めてということもあり、社内システムへの導入は顧客に対する販売前の検証という意味合いも兼ねていました」と説明してくださったのは、(株)アルゴ21様の情報システム部で実際に運用を担当されている浅見洋行氏です。

当初、(株)アルゴ21様が「POWEREGG」のアプリケーションサーバとして採用したのは、BEA社のWebLogicでした。しかし、(株)アルゴ21様におけるWebLogic+「POWER EGG」での運用には、次のような問題が生じたのです。

運用・サポート面での不安

  • チューニング技法などの難易度が高い
  • リモートでの管理が困難
  • 海外ベンダー製品のためサポートのレスポンスが遅い

安定稼動に対する不安

  • アプリケーションサーバダウンの頻発
  • JavaVMオーバーランの頻発とレスポンスの劣化
  • データベースアクセスなど高負荷処理時のレスポンスの劣化コスト面での負担
  • 年間保守料が高価

スムーズな移行がInterstageの魅力

(株)アルゴ21様がそのような問題を抱える中、2003年7月頃からディサークル(株)様と富士通とが協力しあってInterstageをサポートする「POWEREGG」の開発が進められ、2003年12月にInterstageに対応した「POWEREGG V1.6 for Java」が発売されました。(株)アルゴ21様ではこれを契機にInterstage の導入を決定。2004 年5月にWebLogicからの移行が完了しました。「移植作業は非常にスムーズで、テスト期間を含め1週間程度ですべてが完了したのです。あっけないほど簡単でした」(浅見氏)

さらに浅見氏はその際の所感として、次のような項目をあげられました。

  • 使用用途に合わせたインストール方法が選択できる
  • Webサーバ運用の経験がなくても簡単に導入できる
  • 富士通の的確なサポートが即座に受けられる
  • 移行テスト時のエラーやトラブルがほとんど生じない。

Interstageへの移行による高性能・安定稼働の実現

「POWER EGG」画面例

(株)アルゴ21様では、アプリケーションサーバをInterstageに移行したことで、それまでの問題点が一気に解消されたといいます。

運用面では、自席から管理コンソールでワークユニット(注1)の起動・停止が行えるだけでなく、ワークユニット単位でアプリケーション設定などの管理も行えるため、管理労力が大幅に軽減されました。また、アプリケーションのモニタリングが簡単に行えたり、アプリケーションに異常が発生した時には自動再起動や復旧を行ったり、リソース不足によるスローダウン時には、すぐさま原因部分の局所化を行い、システム資源の自動チューニングを実行するようになっています。従来のように、システム管理者による復旧処理が終了するまでアプリケーション使用者が業務の手を止めて待つというような困った事態が生じません。環境定義などの変更も使用者の業務を停止することなく反映できますので、文字通り24時間365日連続運転が可能です。

さらに最新バージョンの「InterstageV7」では、サーバ増設時に継続して業務アプリケーションを実行できるマルチサーバ管理機能(注2)もサポートされますので、運用面でますます便利になります。

国産製品の特長ともいえる、日本語による的確なサポート体制も特長の1つです。海外に開発技術部門を置く他社製品と異なり、問題の切り分けに苦労する、長期化する、といった心配もありません。さらに集合研修やテクニカルトレーニングサービス、資格試験などの充実した教育体系も、スムーズな運用管理へとつながります。

また安定性においては、JavaVMオーバーランなどのサーバCPUへの負荷が減少し、それまでの懸案であったデータベースへのアクセスなど、負荷の大きい処理もスムーズに動作するようになりました。特にアクセス集中時のレスポンスは大幅に改善され、安定性が格段に向上しています。Interstageの導入後、一度のサーバダウンも認められていない事実が、その高性能・高信頼性を裏付けていると言えるでしょう。

「特に、当社では、WebLogic運用時と比べてInterstage導入後、年間保守料の削減が実現できたことは特筆すべき点です」と浅見氏は語られます。

Interstageを生かした今後のビジネス展開へ

(株)アルゴ21様では今後の事業展開を次のように語られます。「Interstageを新規アプリケーションパッケージへ幅広く適用していく計画があります。また、社内のアプリケーション開発にも適用していく方針です。そのためにも富士通が提供する技術者教育制度を利用して、InterstageをベースにWebシステムを構築する技術者『Interstage Master』の養成を進めていきます」(浅見氏)。

【株式会社アルゴ21様 会社概要】

所在地 〒104-8580 東京都中央区勝どき6-1-15 勝どきYSビル
設立 1984年4月
資本金 36億2,770万円
年商 195億281万円(2004年3月期)
従業員数 1,209名(2004年4月現在)
事業内容 サービスインテグレーション事業
  • システムソリューションビジネス
  • SI(受託開発)ビジネス・システム製品開発
  • 販売ビジネス
  • 総合サービスビジネス
ホームページ 株式会社アルゴ21 ホームページ

用語解説

注1 : ワークユニット
複数のアプリケーションを1つの業務(ワークユニット)として操作可能とする機構。
注2 : マルチサーバ管理ユニット
1台のサーバから複数台のサーバの分散環境まで、多様なシステムで動作する業務に対し、管理コンソールから一括操作する機能。

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