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店舗POSシステム事例

株式会社カスミ様 導入事例


株式会社カスミ様は、関東一円で食料品、家庭用品、衣料品などの小売販売を行うスーパーマーケット事業を地域密着型で展開するほか、専門店事業、卸売事業と幅広く展開されている。
これらの事業を展開する上で、21世紀に向けた最先端情報システムの構築を標榜されており、2000年2月よりINTERSTAGEを基盤として、Java/CORBAといった先端標準技術を全面採した新店舗POSシステムを国内業界で初めて稼動させている。

[ 2004年6月掲載 ]


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情報システムへのニーズ

スーパーでは、食料品の鮮度維持が非常に重要であり、新鮮かつ安全であることはもちろん、高品質な商品を消費者ニーズに合わせてタイムリーに提供することが欠かせない。しかし、スーパーでの取り扱い商品は6万点以上にものぼる膨大なものであることや、曜日、気候などによって売れ筋商品が変化するといったように売上に影響をおよぼす可変要因が少なくないことから、単品での在庫管理や精度の高い売上予測を行うことが困難であった。

確度の高い販売計画と適切な仕入れ量

生鮮食料品は売れ残ると捨てるほかない。しかし、だからといって仕入れを制限すると、品切れとなる可能性が高くなり、販売機会の喪失をまねいてしまう。仕入れ量を適切な状態にするためには、精度の高い売上予測にもとづく販売計画を立てることが重要であるが、そのためには、曜日、気候などの条件面のほか、リアルタイムに売上および在庫状況を把握できる仕組みが必要である。

発注・納品業務の円滑化

確度の高い販売計画が立案され適切な仕入れ量が決定されたならば、これに基づいて取引先に対する発注業務および、取引先からの納品業務が発生する。発注・納品業務を円滑に遂行することで、発注から納品に至るリードタイムを極小化することができるだけでなく、販売計画のいっそうの精度向上を実現することができる。そのためには、発注情報、納品情報をリアルタイムで把握できる仕組みが必要である。

店舗における意識向上

店舗側で売上・在庫状況や発注・納品状況がリアルタイムで把握できるようになることで、たとえば、その日の時間帯による販売状況によってタイミングよく値下げなどの対処を行うなど、売上の向上へとつなげる施策を店舗自らが判断して実施することができるようになる。このとき、さらに店舗側自身で利益管理ができる仕組みがあれば、意識向上の面でよりプラスに働かせることができる。

新システムの概要と導入効果

業老朽化したPOSレジの全面的なリニューアルにあわせて、INTERSTAGEを利用して新店舗POSシステムを構築。上記のニーズを満たすとともに、経営に直結する売れ筋情報、発注状況、納品状況などの把握をリアルタイムで可能とし、さらに、SCM(Supply Chain Management)の最適化や商品の鮮度向上を実現した。

大量な商品データの単品管理を実現

POSデータと情報システムをシームレスに連携させるとともに、この6万点以上にものぼる商品の売上データを本部?店舗、店舗?店舗間でネットワークを介したリアルタイム共有を実現。また、在庫情報、発注・納品情報と組み合わせて日々の売上データを蓄積・分析することで販売計画の精度向上と適切な仕入れ量での商品発注を可能とした。

本部・店舗・取引先間のサプライチェーン

本部と店舗を結ぶネットワークシステム構築とともに、取引先、物流センターとを連携させるサプライチェーンシステムを構築。精度の高い売上予測とリアルタイムの在庫情報に連動した発注処理、納品管理を実現したことにより、マーケットに連動した効率的なサプライチェーンを実現することができ、また、リードタイムの短縮をも実現した。

オープンなシステム環境

国内業界初となるJava、CORBAといった先進的な標準技術によってシステムを構築。このため、従来技術によるシステムに比べて、開発効率や変更・拡張時の柔軟性といった面で優れるだけでなく、他プラットフォームへの可搬性についても考慮されたシステムとなっている。また、ホストシステムなどの既存システムとの連携も容易である。

システム構成図

今後の展望

新POSは現在約50店舗へ展開済であり、2002年3月をめどに全店舗への展開完了が予定されている。この新システムの導入によって、確度の高い販売計画を起点とする商品の理想的な流通・販売業務を実現するとともに、企業内(in B)のビジネス基盤を整備できたといえる。今後も、ビジネス環境の変化をチャンスとしてとらえるべく、企業間取引(B to B)環境や消費者とのネットワーク(B to C、CRM)確立に向けた基盤整備への取組みが計画されている。

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