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Interstageによる社内システム開発で、機能・品質・コストのトータルソリューションを実現

リケンテクノス株式会社様 導入事例


リケンテクノス株式会社様(以下、敬称略)では、営業部門から技術部門への製品開発依頼や一連の作業工程管理を行う「技術開発依頼システム」のアプリケーションサーバとして「Interstage Application Server Plus」(以下Interstageと表記)を採用されました。さらには開発中の他システムへのInterstage適用も検討され、Interstageは「オープンソースへのサポートも受けられる」、「横展開しやすいミドルウェアである」と高い評価をいただいています。

[ 2005年2月掲載 ]


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Interstageが満たすトータルコストパフォーマンス

福田 正樹
リケンテクノス株式会社 システム開発部課長代理

内山 弘城
株式会社モールス情報システム システム部

創業以来50余年にわたり、人・暮らし・環境など、時代の変遷によるニーズの多様化に対応した様々な合成樹脂加工素材を提供しているリケンテクノスは、食品包装分野から住宅建材分野、情報通信分野、スポーツ用品分野、玩具文具分野など、非常に幅広い分野で研究・製造・営業を展開するマテリアル・ソリューション・サプライヤーです。「技術開発依頼システム」を構築するにあたってLinux環境での開発を選定され、データベースサーバに「PowerGresPlus」、アプリケーションサーバにInterstageを採用されました。

「技術開発依頼システムは、営業担当がクライアントの要望をもとに技術部門に対して開発の是非や必要情報を確認したり、正式に開発依頼を行うものです。それまでは営業担当が定型用紙に必要項目を記入したあと、社内便やFaxなどを使って技術担当に用紙を送っていました。紙の書類ですので、用紙が手元にある者以外は最新の進捗状況を把握できなかったり、過去の事例を照会するのに紙をめくって探すしかないなど、改善の必要性を感じていました。他部門でグループウェアによる業務のシステム化が大きな成果をあげたこともあり、フイルム事業部でもシステム化が決定しました。ペーパーレスという環境活動も念頭にありました」と説明してくださったのは、システム開発部課長代理福田氏です。システム開発の協力会社である株式会社モールス情報システム様(以下、敬称略)システム部内山氏は「いくつかのシステムを検討した結果、フイルム事業部の業務内容にあったものとしてWebタイプのシステムを導入することになりました。さらに数社のミドルウェアを比較してInterstageに決定したのです。InterstageはApacheなどのオープンソースを同梱しており、それらとの連携なども一貫してサポートしてもらえるので、短期間での開発が行えます。そのうえ、運用後のサポートも安心なので、他社と比較して製品価格だけでなく、トータルに費用対効果にすぐれているのが魅力でした」と導入経緯を語りました。

セキュリティと利便性に配慮してペーパーレスと外出先からのアクセスを実現

「技術開発依頼システム」は、開発に着手する前段階で必要項目を確認する「伺書」と正式に開発に着手するための「依頼書」の2つに分かれています。扱う情報は開発製品の色調やデザイン、規格、材料などで、データをコード化した部分とフリーで入力するテキストスペースのほか、ワードやエクセル文書の添付が可能です。「入力必要項目や操作画面のインターフェースなどは運用する部門と綿密に打ち合わせを行い、さまざまな要望を取り入れて作成しました」(内山氏)。システムには、LAN/WANからはもちろん、インターネットを通じてWebブラウザでログインします。セキュリティと利便性の双方に配慮し、営業担当はモバイルパソコンから富士通のFENICS(注1)IP-VPNサービス網を利用して外出先からもアクセスでき、ユーザーサービスの大幅な向上につながりました。

システム開発は「伺書」に3ヶ月「依頼書」に4ヶ月と短期間で完了し、前者は2004年4月、後者は同年9月から、本社、支店、営業所2拠点、研究所2拠点に加え、アメリカやヨーロッパなどに駐在する営業担当も含めて正式に運用が開始されています。「特にこれまで電話やFax、電子メールで情報をやり取りし、日本との時差に悩んできた海外駐在員から非常に好評を得ています。運用部門からも想定していた以上によいシステムが完成したと評価を受けました。システムの導入前と比べると、確かに伺書の発行数が増えています。必要項目が自動的に伺書から依頼書に転記されるので、手書きのような二度手間が発生せず便利になりました」(福田氏)。

「運用後は特に問題は生じていません。開発時には何度か富士通のサポートに相談しましたが、他社と比べて回答が早く、丁寧だと感じました。オープンソースのソフトウェアは問題が生じたときに自分で調べなければなりませんが、これについてもサポートしてもらえるのでとても助かります。」(内山氏)。

サーバ構成概要図

本システムの開発・運用の成功を受け他部門のシステムもInterstageで展開
将来的には基幹システムとの連携も

システムの現在の利用者は、フイルム事業部の約3分の1にあたる70~80人ほどですが、いずれは事業部のスタッフ200名強の全員が利用する予定です。さらに依頼書は月間約200件のペースで増加しており、今後、利用者やデータ数が増加する前にデータ検索機能の強化やInterstageによる統合認証機能への切替を行うなど、改善すべき課題もあります。

今後の大局的なシステムの展開についてうかがったところ、「今回のシステム開発と運用が成功したことを受けて、他部門でも“契約書管理システム”や“品質情報共有化システム”などの開発が始まりました。この開発にもInterstageの適用を考えています」(福田氏)。

さらに、システム間をまたいで情報を検索する横断的な検索エンジンとして「Interstage Shunsaku Data Manager」を導入し、基幹システムと連携することも検討されており、業務の効率化をさらに推進していく予定です。

【リケンテクノス株式会社様 会社概要】

所在地 東京都中央区日本橋本町3-11-5
設立 1951年3月30日
資本金 85億円
従業員数 800人(平成15年3月31日現在)
業務概要 コンパウンド、カレンダーフイルム、押出フイルムの製造販売を行なう、合成樹脂加工等の事業。
ホームページ リケンテクノス株式会社ホームページ

【導入事例(PDF版)】

用語解説

注1 : FENICS(Fujitsu ENhanced Information and Communication Service)
富士通が提供するリモートLANアクセス、ビジネスIPネットワークなどのネットワーク/アウトソーシングサービス。

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