Interstage 特集
ブロードバンドインターネット時代のミドルウェア特集
「ネットデビット」をINTERSTAGEで実現
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CARDNET
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この「ネットデビット」も、CARDNETが提供する「EC決済サービス」によって実現されている。しかし、従来のシステムはクレジット決済を前提として構築されていたため、デビット決済を実現するにあたってはシステムの再構築が必要となった。 新システム開発の経緯について、村上氏は「既存のインフラにデビット決済の仕組みを追加することも考えましたが、CGI主体で構築された旧システムは拡張性・安定性の面でやや問題がありました。そこでネットデビットの提供を機に、サーバも含めたシステムの全面 的な再構築を行ったのです」と説明する。
ここで採用されたのが、富士通のアプリケーション・サーバ「INTERSTAGE Application Server」である。INTERSTAGE Application Serverを採用した理由について、村上氏は「INTERSTAGE APWORKS」を中心とする充実した開発環境が用意されていること、富士通の強力なサポート体制、JavaやCORBAなどの分散技術に対する富士通の開発習熟度の高さ、XMLなどの新しいテクノロジーにも対応できる柔軟な拡張性の4点を挙げる。
「Servlet/JSPベースのシステムが構築できるだけの製品なら他にもありますが、この4点をすべてクリアしていたのはINTERSTAGE Application Serverだけ。他の製品の導入は全く考えませんでした」と村上氏は選択の理由を語る。
このシステムでは、JCBがブランド供与を行っている他のクレジットカード会社やJCB以外の大手クレジットカード会社の取り扱いも行うだけに、安定性の高さも大きなポイントとなる。高度な信頼性・可用性を備えたINTERSTAGE Application Serverなら、こうしたミッション・クリティカルな業務にも十分に対応することが可能だ。
INTERSTAGE Application Serverを採用したことで、開発期間を大幅に短縮することも可能になった。システムのカットオーバーは2001年7月だが、基設計を固めて開発に着手したのは2001年4月ごろ。わずか3ヵ月あまりという短期間で新システムを稼働させたのである。
村上氏は「Javaコンポーネントの再利用などを行うことで、開発生産性を飛躍的に高めることができました。今回の開発は富士通に協力してもらっていますが、優秀なエンジニアに多数参画してもらったことも大きいですね」と語る。
INTERSTAGE Application Serverのパフォーマンスに対する評価も高い。今回のシステムでは、金融機関や加盟店とインターネットを通じてデータをやりとりするため、レスポンスタイムの短縮も大きな課題であった。「『8秒ルール』などと言われるように、お客様をお待たせしないためには、決済ボタンを押してからレスポンスが戻ってくるまでの時間をできるだけ短縮しなくてはなりません」と村上氏は説明する。 8秒は、インターネット経由の通信も含めたトータルな時間であり、センター内の処理に許される時間は1~2秒程度しかない。「その点でINTERSTAGE Application Serverは、ほとんどチューニングを行わなくとも、目標に設定したレスポンス時間内でトランザクションを処理できました」と村上氏は満足げに語る。
一般に、Javaアプリケーションについては、性能面での不安を感じるという声もある。これは未だに初期のJavaのイメージが払拭できていないことによるものだ。しかし今回のケースは、こうした不安が全くの杞憂に過ぎないことを如実に物語っている。


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