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Interstage 特集
ニフティ株式会社様

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Interstage Application Serverで「MVCモデル」に基づく開発を実現

この難題をクリアするために選ばれたのが、富士通のWebアプリケーションサーバ「Interstage Application Server」だ。鈴木氏は「市場には様々なWebアプリケーションサーバ製品がありますが、Interstage Application Serverは、我々が@payシステムの検討をはじめた2001年夏頃から既にSOAPやUDDIなど、最新の業界標準を実装していました。今後は間違いなくWebサービスが普及していくでしょうから、我々としてもこうした機能をきちんと取り込んでいるWebアプリケーションサーバを選択したかったのです」と説明する。
もう一つ大きなポイントとなったのが、富士通の強力なサポート体制である。24時間・365日稼働が前提のインターネット・サービスでは、万一障害が発生した際にも迅速に復旧作業ができなくてはならない。「サポート対応の充実度を考えれば、やはり海外製品には多少の不安が残ります。その点、国内で万全のサポート体制が確保されている富士通製品なら、安心してシステムを構築・運用することができます」と鈴木氏は語る。
Interstage Application Serverを採用したことで、システムの開発生産性は飛躍的に向上。鈴木氏は「一番の要因は、『MVCモデル』に基づく開発が実現できたことです」と説明する。
MVCモデルでは、システムをModel(ビジネスロジック)・View(プレゼンテーション)・Control(通信/制御)の3つの分野に分けて開発を行う。このためシステムの変更や拡張にも柔軟に対応できる。

@payのシステム構造。「MVCモデル」に基づいて開発を進めた

「ビジネスロジックの開発には仮画面を使用し、最後の1週間で実際のサービスに用いる画面との入れ替えを実施しました。もちろん、ビジネスロジック部分の手直しはまったくゼロで、システムが稼働しています」と鈴木氏は満足げに語る。
従来はビジネスロジックとプレゼンテーションのどちらかに変更を加えると、もう一方にも直接的な影響が及んでいた。しかし今回はこうした修正作業にまつわる苦労は皆無。鈴木氏は「今後のサービスの広がりにも、余裕を持って対応できます」と続ける。
当初気にかけていたJava、EJBの性能も、十分なパフォーマンスを発揮した。「現在はWebアプリケーションサーバ/DBサーバを1台のサーバで兼用していますが、アクセス数が増えた時にもサーバを分けることで容易に対応できます。性能やスケーラビリティの面でも、Interstage Application Serverに対する不満はないですね」(鈴木氏)。

Interstage Apworksを活用してさらに高まる開発効率

今回の開発では、富士通のJava統合開発環境「Interstage Apworks」が使用された。「従来はエディタなどを使って一から開発業務を行っていたわけですが、Interstage Apworksならば様々な手順や標準的なメッセージ交換などを、自動的に挿入していくことができます。我々はビジネスロジックの開発に専念できますので、開発効率がぐんと高まりました」と鈴木氏は語る。
従来はすべて手作りしていたインターフェース部分などもInterstage Apworksが自動生成してくれるため、デバッグやテスト作業の大幅な軽減にも成功した。鈴木氏は「今後の開発で部品が蓄積されてくれば、さらに開発生産性が向上することでしょう」と期待を語る。
同社では開発業務における国際的なアライアンスも推進しており、今回もインドのIT企業であるゼンサーテクノロジー社に一部開発を委託している。鈴木氏はこの点について、「当社の本番環境はSolarisですが、ゼンサーテクノロジー社ではWindows NT上のInterstage環境で開発を行いました」とエピソードを披露する。
標準技術で開発を行えば、理論上はUNIX・Windowsのクロスプラットフォーム開発も可能なはずである。とはいえ、現実にこうした形で開発を行うケースは稀だ。しかし、インドで開発したソースコードを日本でコンパイルしたところ、まったく問題なく動作したという。「Interstage Application Serverのポータビリティの高さには本当に感心しました」と鈴木氏はにこやかに語る。