Interstage 特集
HOYA株式会社様
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上野 勉 氏
HOYAサービス株式会社
情報システム事業部
テクニカルスタッフ
こうした要件を満たす製品として、同社が選択したのが富士通の「Interstage」である。
その理由を関矢氏は「当社はグローバルにビジネスを展開している関係上、特定の技術やプラットフォームにロックされてしまうことを望みません。その点、Interstageはグローバルな標準技術に対応し、UNIX、Windows、メインフレームと、幅広いプラットフォームをサポートしています。また、これまで富士通のメインフレームを利用してきましたので、同じ富士通のInterstageならWebシステム連携が容易に実現できるだろうということも考慮しました」と説明する。
Interstageによる新しいWebオンライン受発注システムは、2002年5月に本稼働を開始した。基幹メインフレームには「Interstage for GS」を、Webアプリケーションサーバには、「Interstage Application Server」を導入。双方の連携も独自プロトコルではなく、標準技術であるCORBAを用いて実現されている。
また、注文した商品のステータス照会など、高いリアルタイム性が要求される場合についてはメインフレームに直接アクセスし、過去の販売履歴検索などリアルタイム性がそれほど要求されない業務については、サーバ側に切り出したデータを使用するといった使い分けをしている。
実際のシステム構築を担当したHOYAサービス情報システム事業部テクニカルスタッフ上野勉氏は「Interstageを採用したおかげで、基幹メインフレーム上のCOBOLアプリケーションにはほとんど手を加える必要がありませんでした。これには、とても助かりましたね」と満足げに語る。
顧客を対象とした本格的な大規模Webシステムは、HOYAとして今回が初めてである。また、業務アプリケーションの開発は数多く行ってきたものの、Java、JSP関連の開発経験はそれほど多くはなかった。
上野氏は「最初は慣れなくて戸惑った面もありました。しかし、JavaやJSPまわりについても富士通が万全の体制でサポートしてくれたおかげで、無事にシステムをカットオーバーすることができました。その後もサービスメニューをさらに充実させるべく、開発作業を続けています」と語る。
現在はWebサーバ、アプリケーションサーバを1台のサーバで兼用しているが、これを今後、2台に増設する予定である。上野氏は「サーバの負荷分散を行うために、『Interstage Traffic Director』も導入しました。これによって、大量アクセスへの対応はもちろん、サーバに万一の障害が起きた際にも業務を支障なく継続することができます」と説明する。
Interstageの導入メリットについて、関矢氏は「まず、端末のメンテナンス業務を大幅に軽減することができる点が挙げられます」と語る。クライアント/サーバ型アーキテクチャーでは、当然のことながらクライアントプログラムのバージョンアップ作業などが必要になる。同社ではオンラインでのダウンロードなども行っているが、それでカバーできない場合に備えて全国にサービス要員も配置している。6000以上の店舗に設置された端末のメンテナンスを行うのは、決して容易ではない。
これに対して、端末に特別なプログラムを必要としないWebシステムなら、こうしたオンサイト保守の手間を大幅に省くことができる。現在は、全体の1割にあたる約600店舗が、オンラインWeb受発注システムを導入しているが、この数が増えるに従ってメンテナンス業務負荷もさらに軽減できると見込まれている。
Webによる業務環境を提供することで、これまで同社のシステムを導入していない眼鏡店ともオンライン取引を行うことが可能になる。「新規販売チャネルの拡大という意味でも、Interstageは大いに役立っています」と関矢氏は語る。


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