Interstage 特集
三井石油株式会社様
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田口 雅則 氏
三井石油株式会社
経営企画部 課長
情報システムグループ リーダー
メインフレーム上の業務システムをパッケージに置き換えることで、システムのスリム化、低コスト化は実現できる。しかし、それぞれのシステムがバラバラに稼働していたのでは、企業経営全体の効率化を図ることはできない。
そこで、三井石油では各業務システムに加えて、「EAI&DWHシステム」も導入した。これにより、システムの短期構築とコスト削減、それに今後の変化にも柔軟に対応できる環境の実現を目指した。
こうして構築された新基幹システムは、「データ公開」「データ収集」「データ確定」の3階層レイヤーで構成されている。各業務システムで処理されたデータは、EAIツールによってセントラル・ウェアハウスにデイリーに集約。蓄積されたデータは、用途や目的に応じてデータマートに抽出される。利用者はデータマートにアクセスすることで、自らが必要とするデータを迅速に入手することが可能だ。
もちろん、こうした情報系業務だけでなく、石油/ガスシステムから会計システムへのデータ転送といった各システム間の連携にもEAI&DWHシステムを活用。全社業務を支える重要な基盤としての役割を果たしている。
このEAI&DWHシステムの中核を構成しているのが、富士通のEAIツール「Interstage CollaborationRing」である。経営企画部 課長 情報システムグループ リーダー 田口雅則氏は、選択の理由を「導入にあたっては主要なEAI製品を取り上げて比較検討をしました。その結果、Interstage CollaborationRingは当社の機能要件を満たしており、コスト的にも一番リーズナブルでした」と説明する。

最新の標準技術だけでシステム環境が実現できれば理想的だが、現実にはそのようなケースはほとんどない。今回のシステム構築においても、移行期間を終えるまで稼働を続けるメインフレームとの連携や、各種製造拠点などとの連携が必須となった。
これに対して、Interstage CollaborationRingを採用したことで、問題を容易に解決することができた。たとえば、製造拠点との連携には全銀ベーシック手順による回線での通信、HULFTによるファイル転送などが行われていたが、Interstage CollaborationRingの「全銀アダプター」、「HULFTアダプター」を利用することで、製造拠点のシステムに変更を加えることなく連携を実現している。
また、今回のシステムには、EAIサーバ上にデータベースを持たず、DWHに直接データを蓄積するという特徴が備わっている。これは、迅速なデータ公開の実現、システムコストの削減などの効果を狙ったためだが、ここでもデータベースに採用されたOracle 8iとの連携にInterstage CollaborationRingの「Oracleアダプター」が威力を発揮している。
EAIサーバ上を通過するデータはOracleアダプターによってデータベース内に取り込まれるが、こうした機能を定義操作のみで実現することが可能。特別なアプリケーション開発などは一切行っていない。
現在はファイル転送、EDIなどのバッチ連携によって、デイリーなデータ集約を実現しており、将来はMQアダプターを実装することでリアルタイム連携も実現で きる。
田口氏は「システムをさらに発展させたい時にも、様々なソリューションと即座に、かつシームレスに連携することができる。こうした柔軟性の高さが、Interstage CollaborationRingの良さですね」と満足げに語る。


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