富士通

Interstage Print Manager(印刷管理) 注意事項

Windows Server 2003 SP1/Windows XP SP2 データ実行防止(DEP)有効時の留意事項

Windows Server 2003 SP1/Windows XP SP2 のデータ実行防止(Data Execution Prevention。以降DEPと略させていただきます)有効時に、Print Managerの業務印刷APIを使用した印刷アプリケーションから印刷を行うと、印刷ジョブが出力されない不具合が発生します。


対象製品

  • Interstage Print Manager Standard Edition V8.0(サーバ版)
  • Interstage Print Manager Standard Edition V8.0(クライアント版)
  • Interstage Print Manager Standard Edition V7.0L10(サーバ版)
  • Interstage Print Manager Standard Edition V7.0L10(クライアント版)
  • Interstage Print Manager Standard Edition V6.0L10(サーバ版)
  • Interstage Print Manager Standard Edition V6.0L10(クライアント版)
  • SystemWalker/PrintMGR SE V10.0L20(サーバ版)
  • SystemWalker/PrintMGR SE V10.0L20(クライアント版)

不具合の内容

Print Managerの業務印刷APIを使用した印刷アプリケーションから印刷を行うと、印刷ジョブが出力されない不具合が発生します。
なおPrint Managerがインストールされている環境では、以下のミドルウェア製品から帳票出力した場合(a~d)やPrint Managerの複写、復元操作を行った場合(e,f)に業務印刷APIが内部的に使用されるため、同様の問題が発生します。


a) Interstage List Creatorの帳票出力機能を使用


帳票出力サーバがデータ実行防止(DEP)有効で、かつPrint Managerがインストールされている環境において、List Creatorの帳票出力機能を使用した場合。


b) Interstage List Worksのリモート印刷機能を使用


リスト管理サーバがデータ実行防止(DEP)有効で、かつPrint Managerがインストールされている環境において、List Worksのリモート印刷機能を使用した場合。


c) Interstage List Manager Workstationモジュールを使用


帳票出力サーバがデータ実行防止(DEP)有効で、かつPrint Managerがインストールされている環境において、List Manager Workstationモジュールで帳票出力機能を使用した場合。


d) Server2000 ホスト連携プレミアムの帳票配信サービスを使用


ホストからデータを受信して帳票出力するサーバがデータ実行防止(DEP)有効で、かつPrint Managerがインストールされている環境において、帳票出力を行った場合。


e)Print Managerの複写を使用


Print Managerの印刷操作画面からドキュメントグループを複写した場合。


f)Print Managerの復元を使用


ドキュメントグループが退避された退避ファイルを復元コマンドrstsplf.exeを使って復元した場合。


発生条件

以下の条件の場合に、業務印刷APIを使用した印刷アプリケーションから帳票出力すると印刷ジョブが出力されない不具合が発生します。

  1. データ実行防止が有効なコンピュータのプロセッサを使用している場合。かつ、


    【データ実行防止が有効なコンピュータかの判断方法】
    パフォーマンスオプション]設定画面における[データ実行防止]タブ(注1)において、最下部に「お使いのコンピュータのプロセッサでは、ハードウェアによるDEPはサポートされません。ただし、DEPソフトウェアを使用することにより、ある種類の攻撃を阻止することができます。」の記述が表示されていない場合。

  2. [パフォーマンスオプション]設定画面における[データ実行防止]タブ(注1)において、「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする(U)」が、選択されている場合(注2)。かつ、
  3. 上記の選択画面において、印刷アプリケーションのexe名が指定されていない場合。

原因

Windows Server 2003 SP1/Windows XP SP2 のデータ実行防止(DEP)機能が、本不具合発生の原因です。

対処方法

以下の手順で「データ実行防止」機能の有効範囲を設定し、かつ、印刷アプリケーションを登録してください。

  1. パフォーマンスオプション]設定画面における[データ実行防止]タブ(注1)において、以下を選択してください。
    「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする(U)」

  2. [パフォーマンスオプション]設定画面における[データ実行防止]タブ(注1)において、[追加]ボタンをクリックし、印刷アプリケーションのexeを選択し、[開く]ボタンをクリックしてください。
    なお、[不具合の内容]のa),b),c),d),e),f)に該当する場合、以下のexeを指定してください。


    a) に該当する場合
    List Creatorインストールフォルダ\prprint.exe


    b) に該当する場合
    List Worksインストールフォルダ\MPPRINT\f3cmsrvc.exe


    c) に該当する場合
    List Manager Workstationモジュールインストールフォルダ\Agent\bin\lmcbprt.exe
    List Manager Workstationモジュールインストールフォルダ\Agent\bin\lmlcprt.exe


    d) に該当する場合
    帳票配信サービスインストールフォルダ\bin\print\f3gkpprt.exe


    e) に該当する場合
    • Internet Information Services(IIS) 5.0を使用される場合
      C:\WINDOWS\System32\inetsrv\inetinfo.exe
    • Internet Information Services(IIS) 6.0を使用される場合
      C:\WINDOWS\System32\inetsrv\w3wp.exe


    f) に該当する場合
    Print Managerインストールフォルダ\bin\rstsplf.exe

  3. [パフォーマンスオプション]設定画面における[データ実行防止]タブ(注1)において、[OK]ボタン、または[適用]ボタンをクリックしてください。

(注1) [パフォーマンスオプション]設定画面における[データ実行防止]タブを開くには以下の手順で操作をしてください。

  1. コンピュータの管理者(Administrator)としてログオンしてください。
  2. [スタート] ボタン、[コントロール パネル] の順にクリックし、[システム]をダブルクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックして、[パフォーマンス] の [設定] をクリックします。
  4. [データ実行防止] タブをクリックします。

(注2) Windows XP SP2 の初期設定では以下が選択されています。この初期設定を 変更していない場合、本不具合は発生しません。
「重要なWindowsのプログラムおよびサービスについてのみ有効にする(T)」


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