Interstage Print Manager(印刷管理) 注意事項
Windows Server 2003 におけるPrint Manager V6.0L10の留意事項
本書では、Windows版 Interstage Print Manager V6.0L10 のWindows Server 2003上で運用する場合の不具合と対処方法について記載します。
Windows Server 2003ではインターネットインフォメーションサービス(以降IISと記載します)などOperating Systemのセキュリティ機構が強化されています。この影響で、印刷操作画面を使用する場合は、運用に入る前に事前定義が必要となります。
1.1 運用に入る前の事前定義 - IISの設定、および 1.2 運用に入る前の事前定義 - Microsoftのスプールフォルダの変更 に従い設定してください。
また、セキュリティ強化による影響で印刷操作画面の一部の機能が正しく動作しない場合があります。
2. 印刷操作画面の機能制限 では、発生する現象と対処方法について説明します。
なお、Interstage Print Manager V6.0L10 オンラインマニュアルでは、本書で説明する内容の記載がありません。
Windows Server 2003上で運用する場合には、ソフトウェア説明書 または 本書をお読みください。
- 運用に入る前の事前定義 - IISの設定
- 運用に入る前の事前定義 - Microsoftのスプールフォルダの変更
- 印刷操作画面の機能制限
1.1 運用に入る前の事前定義 - IISの設定
Print Managerの印刷操作画面を使用する場合、【IIS設定手順】に従いIISの設定が必要になります。
本設定を行わないで印刷操作画面を表示すると、以下のエラーとなり表示できません。
ページが見つかりません
HTTPエラー404 - ファイルまたはディレクトリが見つかりません。
インターネットインフォメーションサービス(IIS)
|
また、印刷操作画面で簡易プレビューを行うと、「権限がないため処理できません」のメッセージが表示されます。
IIS設定手順
1) IISマネージャを起動します。
2) サーバモジュールの登録
- 「インターネットインフォメーションサービス」配下の「ローカルコンピュータ/Webサービス拡張」を選択し、「新しいWebサービス拡張を追加」を選択します。
- 「新しいWebサービス拡張」画面で、以下のように設定します。
・拡張名:PrintMGR
・必要なファイル:
|
[Print Managerインストールドライブ]\SYMFOCMN\MP04\CGI 配下
- DspCgiA.exe
- dspsvlog.exe
- f3ewdpsv.dll
|
・拡張の状態を許可済みに設定します(チェックボックスをチェックします)。
3) MIMEタイプの設定
- 「インターネットインフォメーションサービス」配下の「ローカルコンピュータ/Webサイト/既定のWebサイト/PrintPlaNet/Controls/Jobman」を選択します。
- ファイル一覧の「prtplntx.ini」 をダブルクリックしてプロパティ画面を開きます。
- プロパティ画面の「HTTPヘッダー」タブの「MIMEの種類」ボタンを選択します。
- 「MIMEの種類」画面で以下のMIMEタイプを設定します。
| MIMEの種類 |
拡張子 |
|
text/plain
|
ini
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4) アプリケーションプールの設定
IIS側の設定を変更し、動作権限を「Network Service」から「Local System」に変更します。
- 「インターネット インフォメーション サービス」配下の「ローカル コンピュータ/アプリケーション プール」を右クリックし、「新規作成/アプリケーションプール」を選択します。
- 「新しいアプリケーション プールの追加」画面で「アプリケーション プールID」に「PrintManagerAppPool」を指定します。
- 「インターネット インフォメーション サービス」配下の「ローカルコンピュータ/アプリケーション プール」に作成された「PrintManagerAppPool」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「PrintManagerAppPool のプロパティ」画面、「識別」タブをクリックし、「定義済み/ Local System」を選択します。
- 「インターネット インフォメーション サービス」配下の「ローカルコンピュータ/ Web サイト/既定のWeb サイト/ PrintPlaNet / Apps」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「Apps のプロパティ」画面で、「アプリケーション プール」に「PrintManagerAppPool」を選択します。
- IISのサービスを再起動します。
1.2 運用に入る前の事前定義 - Microsoftのスプールフォルダの変更
印刷操作画面で印刷操作を行う場合、以下の【スプールフォルダ変更手順】で示す設定が必要になります。
本設定を行わない場合、プレビューや保留操作など、印刷操作がエラーになる場合があります。
スプールフォルダ変更手順
上記の操作を行いたい場合、Microsoftのスプールフォルダを以下の手順で変更してください。
- 「Everyone」にフルコントロールのあるフォルダを作成します。
- 「環境設定(動作環境)」の[フォルダ]タブで「スプールフォルダ」を1. のフォルダに変更します。
- システムを再起動します。
印刷操作画面の機能制限
印刷操作画面使用時の機能制限と回避方法について以下に示します。
- Windows Server 2003上でホスト名を指定して印刷操作画面を表示する場合、【設定手順】で示した設定を行う必要があります。 本指定を行わない場合、印刷操作画面が正しく表示されません。
【設定手順】
1) Internet Explorerの「インタネットオプション」-「セキュリティ」-「イントラネット」から「サイト」ボタンを押下します。
2) 以下のWebサイトをゾーンに追加します。
|
http://hostname
なお、hostnameには、印刷操作画面の起動時に指定するホスト名を指定します。
|
- 一般ユーザ権限で印刷操作画面を表示すると「共有」になっていない高信頼ローカルプリンタや高信頼リモートプリンタは「プリンタ一覧」に表示されません。
【回避方法】
Microsoftのプリンタフォルダで、表示したいプリンタを選択し、プロパティの「共有」タブから「共有する」を選択してください。
- IISの認証方法が「統合Windows認証」の場合、印刷操作画面で高信頼リモートプリンタを表示すると「アクセス権限がないため接続できません。」と表示されます。
【回避方法】
IISの認証方法を「基本+匿名」にしてください。
- 認証方法が「統合Windows認証」で、かつWindows Server 2003にインストールされているInternet Explorer を使用し印刷操作画面を表示した場合、必ず認証画面が表示され ユーザ名/パスワード の入力が必要になります。また、パスワードの保存はできません。
【回避方法】
通常は、ユーザ名/パスワードを入力して起動してください。
なお、以下の手順により、ユーザ名/パスワードの入力画面を表示することなく印刷操作画面を起動することができます。
1) Internet Explorerの「インタネットオプション」-「セキュリティ」-「イントラネット」から「サイト」ボタンを押下します。
2) 以下のWebサイトをゾーンに追加します。
3) Internet Explorerを起動し、以下のURLを指定して印刷操作画面を起動します。
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http://hostname/PrintPlaNet/Docs/Jobman/jbmnhtml.htm
なお、hostnameには、印刷操作画面の起動時に指定するホスト名を指定します。
|
【注意】
【回避方法】で示した方法は、IISの認証方法に「統合Windows認証」を使用し、Windows Server 2003にインストールされているInternet Explorerを使用して 印刷操作画面を起動する場合のみ使用してください。
- 退避操作を行うと、4. と同様に結果ログの表示で認証画面が表示されます。
【回避方法】
ありません。
- 環境設定(動作環境)の「印刷」タブの「拡張機能」で「異なるプリンタ機種への移動/複写を許可する」をチェックし、かつ印刷操作画面で異機種のプリンタへ複写した場合「権限がありません」のエラーとなります。
【回避方法】
異機種のプリンタへ複写したい場合、IISの設定を以下のとおり変更してください。
1) IISマネージャを起動します。
2) Webサイトのサービスタブの「IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する」のチェックボックスをチェックします。
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