Interstage

他開発環境で作成したソースのInterstageでのアプリケーションサーバソースの移行方法

製品名:Interstage Application Server V6.0
対象プラットフォーム: Windows/Solaris/Linux

他の開発環境で作成したソースについて、Interstageでのアプリケーションサーバソースの移行方法を紹介します。

Apworks上に、他の開発環境で作成したソースを移行する手順は以下になります。

(1) Apworksのプロジェクトの作成
(2) コード生成ウィザードによるソースの自動生成を行わない
(3) ソースコードをプロジェクトのsrcフォルダにコピー
(4) コンテンツ(htmlやjspなど)のコピー
(5) DDファイル(web.xmlやejb-jar.xml)のコピー
(6) DDファイルの編集、新規作成
(7) パッケージアーカイブファイルの作成(war,ejb-jar,ear)
(8) アプリケーションサーバに配備

以下では、Webアプリケーション、EJBアプリケーションのソースを移行する方法について具体的に説明します。

【Webアプリケーション(Servlet/JSP)】


以下の手順でソースを移行します。


(1) ApworksでWebアプリケーションプロジェクトを作成します。
ファイルメニューより「新規」 > 「プロジェクト」 > 「Java」 > 「Web」 > 「Webアプリケーションプロジェクト」を選択します。
プロジェクト名が、パッケージアーカイブファイルの名前になります。
(プロジェクト名を、Sampleと設定した場合は、Sample.warの名前になります)


(2) コード生成は行わないを選択します。
生成するコードの選択画面では、「コード生成は行わない」を選択し[終了]ボタンをクリックします。
プロジェクト上に、以下のようなフォルダ構成が作成されます。

プロジェクト図

(3) ソースコードをプロジェクトのsrcフォルダにコピーします。
Servletのソース(*.java)をエスクプローラで表示し、パッケージフォルダごと、Apworks上のパッケージエクスプローラの"src"フォルダにドラッグ&ドロップします。パッケージが無い場合は、ファイルをドラッグ&ドロップします。
ソースコードが、プロジェクトの"src"フォルダ配下にコピーされます。


(4) コンテンツ(htmlやjspなど)のコピー
htmlやjspなどのファイルをプロジェクト配下の"ContextRoot"配下にドラッグ&ドロップします。
jspファイルなど、階層がある場合には上位のフォルダをコピーします。

(5) DDファイル(web.xml)をプロジェクト配下の"ContextRoot\WEB-INF"配下にドラッグ&ドロップします。

(6) 外部ライブラリ(*.jar)がある場合には、プロジェクト配下の"ContextRoot\WEB-INF"配下に"lib"フォルダを新規作成します。
フォルダを新規作成する場合は、作成するフォルダの上位フォルダ(今回の場合は、"ContextRoot\WEB-INF"が上位フォルダになります)を選択し、ファイルメニュー「新規」 > 「その他」 > 「シンプル」 > 「フォルダ」を選択し、フォルダ名を入力することで作成することができます。
作成した"lib"フォルダ配下に外部ライブラリをドラッグ&ドロップします。

(7) プロジェクトのビルド
プロジェクトを選択し、「プロジェクトのビルド」を選択することで、ソースの翻訳が開始されます。


(8) パッケージアーカイブファイル(war)の作成
ビルドが完了したら、プロジェクト配下の"warbuild.xml"を選択し「Ant実行」を選択します。パッケージ化されると、プロジェクト配下に"プロジェクト名.war"が作成されます。


(9) アプリケーションサーバに配備
Apworks上、もしくは、Interstage管理コンソール上から、作成したパッケージアーカイブファイル(war)をアプリケーションサーバに配備します。

■ コンテキストパスの設定

Interstage管理コンソールからwarファイルを配備する場合、Webアプリケーションのコンテキストパスを変更することができます。配備時に「詳細設定[表示]」、および「Webアプリケーション設定[表示]」をクリックします。ここでWebアプリケーション名(コンテキストパス名)を変更することができます。
管理コンソール
デフォルトで設定されるWebアプリケーション名は、warファイルのファイル名から拡張子を除いた文字列が採用されます。


【EJBアプリケーション】


以下の手順でソースを移行します。
(1) ApworksでEnterprise JavaBeansプロジェクトを作成します。
ファイルメニューより「新規」 > 「プロジェクト」 > 「Java」 > 「Enterprise JavaBeansプロジェクト」を選択します。
プロジェクト名が、パッケージアーカイブファイルの名前になります。
(プロジェクト名を、Customerと設定した場合は、Customer.jarの名前になります)


(2) コード生成は行わないを選択します。
生成するコードの選択画面では、「コード生成は行わない」を選択し[終了]ボタンをクリックします。
プロジェクト上に、以下のようなフォルダ構成が作成されます。

パッケージエクスプローラ図

(3) ソースコードをプロジェクトのsrcフォルダにコピーします。
EJBのソース(*.java)をエスクプローラで表示し、パッケージフォルダごと、Apworks上のパッケージエリスプローラの"src"フォルダにドラッグ&ドロップします。パッケージが無い場合は、ファイルをドラッグ&ドロップします。
ソースコードが、プロジェクトの"src"フォルダ配下にコピーされます。


(4) DDファイル(ejb-jar.xml)を格納するための"META-INF"フォルダを新規に作成し、DDファイルを格納します。
フォルダを新規作成する場合は、作成するフォルダの上位フォルダ(今回の場合は、"src"が上位フォルダになります)を選択し、ファイルメニュー「新規」 > 「その他」 > 「シンプル」 > 「フォルダ」を選択し、フォルダ名を入力することで作成することができます。
作成した"src\META-INF"配下にDDファイルをドラッグ&ドロップします。


(5) 外部ライブラリ(*.jar)がある場合には、プロジェクト配下の"ContextRoot\WEB-INF"配下に"lib"フォルダを新規作成します。
フォルダを新規作成する場合は、作成するフォルダの上位フォルダ(今回の場合は、"ContextRoot\WEB-INF"が上位フォルダになります)を選択し、ファイルメニュー「新規」 > 「その他」 > 「シンプル」 > 「フォルダ」を選択し、フォルダ名を入力することで作成することができます。
作成した"lib"フォルダ配下に外部ライブラリをドラッグ&ドロップします。


(6) プロジェクトのビルド、パッケージアーカイブファイル(jar)を作成します。
プロジェクトを選択し、「プロジェクトのビルド」を選択することで、ソースの翻訳が開始されます。ビルド時に自動的にパッケージアーカイブされ、プロジェクト配下に"プロジェクト名.jar"が作成されます。


(7) アプリケーションサーバに配備
Apworks上、もしくは、Interstage管理コンソール上から、作成したパッケージアーカイブファイル(jar)をアプリケーションサーバに配備します。


(8) Interstage管理コンソールにより、EJBアプリケーションのカストマイズを行います。カストマイズとして、トランザクション属性、CMF定義、CMR定義などを設定します。

 

■ パッケージアーカイブファイル(ejb-jar)に動作環境を設定する場合


Apworksのコード生成ウィザードを使用すると、CMPをInterstageで動作させるためのCMP拡張情報ファイルが自動生成されます。CMP拡張情報ファイルのファイル名は、「FJCMP_(Enterprise Beanクラス名).xml」になります。CustomerというEnterprise Beanクラス名のEJBプロジェクトを作成した場合、CMP拡張情報ファイルは「FJCMP_Customer.xml」の名前でプロジェクトの"src"フォルタ配下に自動生成されます。このCMP拡張情報ファイルを作成しておくて、配備時のデフォルトで使用するデータソース名などを設定することができます。
CMP拡張情報ファイルを作成する方法には、以下の2つの方法があります。
・ ApworksのCMP拡張情報ファイル作成ウィザードを利用する
・ Interstage管理ツールによりカストマイズしたCMP拡張情報ファイルを移入する

【ApworksのCMP拡張情報ファイル作成ウィザードを利用する】
Apworks以外のエディタで作成したソースや他のアプリケーションサーバ用のソースをApworksに取り込んだ場合でもCMP拡張情報ファイル作成ウィザードにより、CMP拡張情報ファイルを作成することができます。
プロジェトを選択し、ファイルメニュー「新規」 > 「その他」 > 「その他」 > 「CMP拡張情報ファイル」を選択することでCMP拡張情報ファイル作成ウィザードが起動されます。作成対象のEnterprise Bean名を選択し、[終了]ボタンをクリックすると、CMP拡張情報ファイルが新規作成されます。
CMP拡張情報ファイル作成ウィザード

配備時にデフォルトで使用するデータソース名、プライマリーキーなどを設定する必要があります。作成されたCMP拡張情報ファイル「FJCMP_(Enterprise Beanクラス名).xml」をダブルクリックすると、CMP拡張情報ファイルエディタが起動されます。
「CMPマッピング定義」タブでは、データソース名、スキーマ名、テーブル名、プライマリキーの設定をします。
CMPマッピング定義

「リレーション定義」タブでは、リレーション設定を行います。リレーションを設定するEJBアプリケーション名、CMRフィールド、多重度、スキーマ名、テーブル名を設定します。

【Interstage管理ツールによりカストマイズしたCMP拡張情報ファイルを移入する】
既にInterstage管理ツールでカストマイズした内容は、Interstageのアプリケーション格納フォルダにCMP拡張情報ファイル「FJCMP_(Enterprise Beanクラス名).xml」として格納されています。Interstageアプリケーション格納フォルダは、環境変数「IS_J2EEAPF」に設定されています。InterstageをC:\Interstage にインストールした場合は、"C:\Interstage\J2EE\var\deployment"がInterstageアプリケーション格納フォルダになります。このフォルダ配下のIJServer名\ejbapps\info 配下のフォルダに格納されています。格納されているCMP拡張情報ファイルをApworksプロジェクトの"src"配下にコピーすることで移入できます。

 

元のページへ戻る ページの先頭へ